このたび、現代アーティスト・さかいふうか氏をお迎えし、その独自の感性と個性を存分に発揮いただける個展を開催する運びとなりました。
さかいふうか氏は、人物をモチーフに内面世界を映し出す現代アート作品を手掛け、仙台市を拠点にしながら東京でも数多くの展覧会を開催してきました。
アクリル絵具を用い、人物を中心に蝋燭や蝶といったモチーフを描き出すその作品は、独特の色彩感覚と包み込むような光の表現が特徴的です。その光は、観る者に温もりと安らぎをもたらし、心の奥深くに響く力を秘めています。
また、さかい氏ご自身もまるで絵画から現れたかのような雰囲気を纏い、温かさと情熱をあわせ持つ人間性が、作品世界をさらに豊かにしています。
本展にお越しくださった皆さまには、さかいふうか氏の内面世界に彩られた空間を心ゆくまでご堪能いただければ幸いです。きっと、心に灯をともすような作品との出会いが待っていることでしょう。
|会 期
2025年10月18日(土)-2025年10月26日(日)
12:00~19:00(最終日17:00まで) 会期中無休
|会 場
杜の都ものづくり大学®内「ギャラリーウィンドミル」
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町1-12-2 モンテベルデ花京院2F
JR仙台駅西口から徒歩8分/地下鉄勾当台公園駅南出口から徒歩10分
|入場料
無料
※お越しの際は玄関のインターフォンにてお知らせください。
|作家プロフィール
さかいふうか
•2001年生まれ、宮城県大和町育ち
•2024年、東北生活文化大学 美術表現学科 卒業
主な展覧会
•「さかいふうか個展 神様のいないせかいで」/中本誠司現代美術館(仙台)2024
•「Art Storm in Sendai vol.2」/ギャラリーウィンドミル(仙台)2025
•「urara×さかいふうか 2人展」/Artgallery 東急プラザ銀座(東京)2024
•「Young Art TOHOKU vol.2」/gallery A8T(仙台)2024
•「三人展 胎に刺さったリボン」/SARP 仙台アーティストランプレイス(仙台)2024
受賞歴
•第60回 宮城県芸術祭 絵画展 公募の部:奨励賞
•第50回 東北生活文化大学 美術表現学科 学科内コンクール:最優秀賞、中本誠司現代美術館賞
•リキテックスザチャレンジ2023:入選
•第85回 河北美術展:入選 •晩翠画廊×一ノ蔵 お酒のラベルコンテスト 第1回~第3回:入選

※「そのせかいを愛せる日まで」 キャンバスにアクリル/F50号
|アーティストコメント
私にとって2回目となる今回の個展は、2024年に中本誠司現代美術館様で開催した「神様のいないせかいで」のコンセプトを引き継ぐようなイメージで構想を進めていきました。
今まで私にとって絵と向き合うという行為は一筋縄でいくものではなく、特に学生時代は苦心しました。それでも絵を通して沢山の人と出会い、交流し、経験を重ねていく中で気持ちは少しずつ明いものに変わっていったように感じます。
学生時代から現在の自分にかけての心境の変化を象徴する色として「黄色」をメインに選び、本個展は今までよりも明るい印象の作品を多く制作しました。
私の作品は私小説的なものになりがちですが、ただ自己満足で終わるのではなく、他者の視点から共感できるような、誰かの人生とリンクできるようなものを作りたいと考え日々制作しています。
私自身まだまだ表現者として未熟な点もありますが、今の私が描ける全身全霊を本個展で表現しておりますのでぜひ楽しんでいただけたら幸いです。
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